ペット達は自分の不調を言葉にして伝える事ができない為飼い主である私達が常に気を配り些細な変化も見逃したりしないようにしなければなりません。 特に子犬、子猫のうちは病気に対しての免疫が弱い為、特に注意が必要です。
ブリーダーさんから日々の様子を聞き、毎日付けているカルテを元に行います。
体に触れる事により痛みやしこりの有無、四肢関節等の異常を見ます。
心音、呼吸音、消化器系の動き、心拍数、呼吸数などを確認します。
目、耳、鼻、肛門周り、口内異常などを見ます
そこで、マーサスミスでは皆様に安心して子犬、子猫を迎え入れていただけますように健康管理に特に気をつけておりますので、内容を説明したいと思います。
便や尿は健康管理にはとても大切です。普段と様子が少しでも違えば要注意です。排泄の回数や量の変化も重要な情報ですので、気づいた事は書き留めています。
糞便・・・肉眼で確認できる事は、出血、異物、寄生虫の有無
顕微鏡で確認できる事は、原虫、寄生虫卵、の有無
血液学的・血液化学検査として、17項目にわたり検査を行っています。
貧血、、肝機能や心機能の異常、低血糖、糖尿病や高脂血症になっていないかなどとても細かな所までわかります。
病気予防と早期発見をするにはとても大切な検査です。
成犬、成猫になっても一年に1~2回は必要な検査です。※血液検査結果表
血清ウィルス検査として、ネコ白血病ウィルス感染症(FeLV)とネコ免疫不全ウィルス感染症(FIV)の検査を行っています。
FeLVはウィルス抗原の有無、FIVは抗体の有無をみます。
二つのウィルスは同時感染がよくあるため、両方の検査を行っています。
触診ではわからない骨格や関節の異常、内臓の様子、腸内の異物の有無などを確認します。